MIHOKO
カルガモの親子~ノンフィクション物語~

おうちに居ようっていう時期
運動不足になりがちですよね。
私の友達は人けのない時間に川沿いをウォーキングしていました。
すると小さな13羽の子カモと親カモが川に居ました。
生きていくための教育を受けているようです。

川を泳いだり

親子で固まってお昼寝したり

少し大きくなってからは親と子だけの13密で離れてお昼寝していました。
それを見るたびに友達は癒されていたようです。
カルガモの親子の成長を楽しみにして、母のような気持
で毎日毎日ウォーキングしていたのです。
でも・・・
ある時ぱったり姿を見せなくなってしまいました。
この場所を離れて旅に出たのかもしれません・・・
先日会った時友達は寂しそうに話していました。
そして昨日の事です。
友達から一枚の写真が送られてきました。

そこには、もはや小カモではなくなった13羽のカモが居ました。
「ちゃんと13羽いたよ!!!」っていう言葉が添えられていました。
友達はカルガモが姿を見せなくなった、その後もずっとちゃんとウォーキングしていたのですね。
そして思いがけず感動的な場面に立ち会えたのです。
カルガモに会えなくなったからってウォーキングをやめていたらこのシーンは見れなかったはずなんです。
それって重要な事だと思います。
そんなことを教えてくれました。