MIHOKO
ベルばら展と独立美術協会展

六本木の森ビルの美術館で開催中の
ベルサイユのばら展へ行きました
小学生のころ夕方テレビで放映していたのをみていました
子供の頃から
縦巻きの髪型とカーテンが付いたベッド
段々になったドレスに憧れていました
そんな絵ばかりずっと描いていました
でも下手でした
漫画家さんは絵が本当に上手だ
機能的でシンプルな服しか着せてもらえない子供時代
両親は無駄がなく合理的
叔母が遊びに来て父に
もっと女の子らしい服を着せてあげたら?
と言って私が選んだワンピースを買ってくれた時
すごく嬉しかったです
そんなトキメキを思い出させてくれる
ベルばら展を開催していただいたことに
感謝

森ビルの美術館はまるで飛行機に乗る時のように
QRコードをかざして
ゲートをくぐります

景色も凄い
私は大都会のビルの中では
バランスが崩れたら全てが壊れてゆく
そんな危うさを感じて居心地が悪く感じます

ハプスブルク家からフランスに政治のために
お嫁入りさせられたマリーアントワネット
天真爛漫で浅はかで気配りが足りなかった
民衆の前でギロチンにかけられても
気高さを失わなかった

薔薇のチョコレートをお持ち帰りしました

このポスターの絵をみて思いました

以前私が描いて母にプレゼントした薔薇の絵は
マリーと近衛兵のオスカルだったのかと
オスカルもまた女性である事を諦めて
国のために近衛兵になったのでした
西洋の闇が深く感じられるのは
そういう所かもしれません

そして乃木坂に向かい
独立美術協会展へ行きました
MIHOKO