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ブログ: Blog2
  • 執筆者の写真MIHOKO

感じて描く


昔予備校にいた時に、「感じて描いてるか?」っていつも問われていたのを思い出しました。


私は「感じる」に偏っていて技がないために感じたことを形に出来なかったのです。

感じても描けなかったのです。

「感じる」と「技」が融合して一つの作品が出来るのだと思います。


髪の毛の流れがこうなっていて美しいと思っても、技がないと画面に再現できないのです。

技は一朝一夕で習得できるものではなくでもコツコツやっていけばいいのだと思います。

理論と感じると技が融合して髪の毛になるのです。


全体の流れ、雰囲気、エネルギー、絵の具の溶き方、色の調和、筆圧、光の当たる面と影の落ちる面そして陰の部分等等・・・「感じる」のです。


そして現われた絵を自分の中心から眺めるのです。


今になってようやく「感じて描いているか?」という事が自分の中に取り込めるような気がします。



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