MIHOKO
未完成な幸せな時間
私のアトリエとして使ってる部屋は、私の好きなもので満たされています。
整理整頓とは程遠い状態になっていますが余分なものは一つもありません。
描きかけの絵がたくさん並べられていて、いつも見ています。
油彩とアクリルとデッサンの画材があって、いつでも出動できる体制です。
思いついたと同時に手が動くのです。
他には自分の勉強のための読み物とお気に入りの画集とお気に入りの化粧品そして「月の光」がいます。
とても贅沢な空間です。

先日の「雲と海」も手を加えました。
自分の描いた絵を眺めていると完成はありません。
絵は手元にある限り永遠に完成しないのです。
絵に完璧や完成はないのだと思います。
しっくりくるかどうか?
自分の中心と繋がっているかどうか?
そう問い続けるのです。