MIHOKO
水面に映る木

※この絵は雨海武先生の作品です。
ここからは私が思う事です。
木が自分の意識だとします。
そして水面に映る木が私が観る現実の世界なのです。
現実という世界の中に私がいるのではなくて、私がいてそこに映し出された現実を観ているのです。私が中心なのです。
子供の頃はそんな風に感じていました。
成長と共に現実に沢山の人間がいてその中の一人が自分であると認識するのです。そうなると自分は無力で小さな存在であると勘違いして受け身になって生きていくのです。
でも・・・
子供の頃に感じていた感覚こそが本当なのではないかと思います。
生まれた時は真っさらな状態でただ自分であるのですから。
中心は自分で現実は意識を映し出す鏡なのかもしれません。
そして意識である自分は降り注ぐ沢山の恵みを受けているのです。