MIHOKO
溶けてゆく
昆虫が幼虫から蛹になって美しい成虫になるとき、蛹の中で一度ドロドロに溶けてから体が作られると聞いたことがあります。
或いは部屋を美しくしようと思ったら物を一度全部出して、必要なものと手放すものを分けて軽くしてから磨きます。
或いは新たな知識を入れる時、沢山放り込んだ後、整理整頓して自分のものとして定着していく段階があります。
進化するとき一度カオスになる時があるのだと思います。
その時に信じられるのは自分の中心に流れる一筋の愛の光なのだと思います。
他者のために尽くすという事は決して自分を犠牲にする事ではなく、中心に流れる愛の光の表現であり、そしてそれは「自分を磨く」という事なのだと思います。
