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ブログ: Blog2
  • 執筆者の写真MIHOKO

秋の入り口


朝外に出たらひんやりとします。

ああ、秋だなって思います。


秋は夏と冬が近づいて重なって混ざり合った部分です。

気温が、色が、湿度が、匂いが、だんだん溶けて混ざり合ってやがて冬に向かっていくのです。


植物たちは当たり前のように葉が枯れてきて散っていきます。

夏の虫も世代交代していきます。

陽が落ちるのも加速していきます。


人の心も少しだけしんみりしてくるのかもしれません。

あらゆるものが混ざり合って溶けていくとき自分の心も溶けていく気がして孤独を感じがちになりますが・・・でも、それは大きな勘違いです。

一つのサイクルの終わりは新たな始まりなのですから。


もし絶望感が襲ってきたら逃げないで、「来るなら来い」って受け入れてみたら良いのかもしれません。

そうしたら、絶望感は自分が作り出した虚像だったなってなるのだと思います。

受け入れがたいものを受け入れた時世界は反転するのかもしれません。


いつでも成長を見守ってくれている大きな存在がいてくれることを忘れないでいようと思います。見えるものは変化しても根底には決して変わらない絶対的な安心があるのです。

私は今ここに生きている・・・

一瞬一瞬新しい自分に生まれ変わっているのです。


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