MIHOKO
見えないレール
人生において敷かれたレールを走るのは嫌だって子供の頃から思っていました。
でも、今になったら敷かれたレールしか走れないのかもしれないって思います。
子供の頃感じていた敷かれたレールを走るのは嫌だっていうのは、つまりは人に決められた道を生きたくないという事だったのだと思います。
きっと生まれてくる前に「自分の決めてきた道」つまり「自分が敷いたレール」があるので強くそう感じるのだと思います。
今この時、人から与えられたレールはもうありません。
こうしたらこうなるっていう予定は立たなくなりました。
でも・・・それによって、自分が本当に望むもの
自分が決めてきた道を明らかにすることが出来るのかもしれません。
そういうチャンスなのです。
きょうの一日に何を思い何をするのか、その時その時の今しか私にしかできないことがあるのだと思います。その積み重ねでいいのだと思います。
心と思考が調和した時、きっと見えてくるものがあるはずです。
勇気をもって涙をふき取った時、視界が明瞭になるのです。
その時に見えた道を進もうと思います。